研究課題/領域番号 |
23520650
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 田園調布学園大学 |
研究代表者 |
藤森 智子 田園調布学園大学, 人間福祉学部, 准教授 (20341951)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 日本語教育史 / 植民地教育 / 日本統治 / 台湾 / 朝鮮 / 国語普及 / 国語常用 / 国語講習所 / 国際研究者交流 / 台湾、韓国 / 国際情報交流 / 台湾:「朝鮮」 |
研究概要 |
1930年から45年までの日本統治下の台湾における国語(日本語)普及運動は、「国語講習所」等の社会教育施設を中心に展開された。「国語講習所」は、公学校に通わない多くの台湾人に日本語を中心とした教育を施し、台湾社会に高い国語普及率をもたらした。義務教育が実施されていない状況下で「国語講習所」は公学校を補完する役割を果たした。「国語講習所」は台湾の各州令によって規定された制度であり、同時期の朝鮮と差異を為す一方、「国語常用家庭」など同様の制度も見られ、台湾と朝鮮のさらなる比較研究が課題として残される。
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