研究課題/領域番号 |
23520786
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
三上 喜孝 山形大学, 人文学部, 准教授 (10331290)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 東アジア世界 / 銭貨流通 / 現物貨幣 / 銅銭 / 朝鮮三国時代 / 高麗 / 貨幣流通 |
研究概要 |
本研究の目的は、これまであまり関心が持たれてこなかった、朝鮮半島の古代・中世における貨幣流通の実態を明らかにすることであった。古代・中世の朝鮮半島では、中国で盛んに発行された円形方孔の銅銭の影響を常に受けながらも、それらの銅銭は実際に流通したものと考えるよりもむしろ、呪術的な意図で用いられることが多く、実際の社会においては、現物貨幣の影響力が強いことが明らかになった。この点が、同じ中国の影響を受けた日本の古代・中世社会とは異なる特質であると考えられる。
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