研究課題/領域番号 |
23520805
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
安田 次郎 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 教授 (60126191)
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研究分担者 |
末柄 豊 東京大学, 史料編纂所, 准教授 (70251478)
前川 祐一郎 東京大学, 史料編纂所, 准教授 (00292798)
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連携研究者 |
上島 享 京都大学, 大学院文学研究科, 准教授 (60285244)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 寺院 / 興福寺 / 室町幕府 / 尋尊 / 紙背文書 / 大乗院 |
研究概要 |
室町時代から戦国時代の奈良興福寺の大乗院門跡を中心にして、さまざまな「人のつながり」について基礎的なデータを蓄積し、寺院社会の構造や機能をあらためて考えるための手掛かりを得た。京都や奈良の門跡や院家は、貴族、武士、それに在地の諸勢力などの出身者が僧として、あるいは寺社の職員として出会って相互に結びつく場であったこと、僧たちはイエから切り離された存在ではなくイエや家族の利害を代表して行動したこと、寺院社会は異集団の出身者が出会い、結びつき、補完し合う場として機能したことなどの見通しを得た。
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