研究課題/領域番号 |
23520816
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
田中 誠二 山口大学, その他部局等, 名誉教授 (80116730)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 萩藩 / 長州藩 / 藩財政 / 和市 / 藩札 / 幕末 / 維新 / 幕末・維新 / 御用達商人 |
研究概要 |
本研究は、萩藩を事例に、近世最後の50年間における物価変動と藩財政の関係を解明した。この間に、貨幣価値は9分の1に下落し、米価が9倍に上昇したこと、藩札の大増刷や産物取立政策と藩財政の関係などを解明した。 また、萩藩近世後期の財政システムは、一般会計のみならず、返済方・撫育方・札座・諸役所修補銀などの特別会計からなっており、この両方を見なければ、藩財政の総体を解明できないこと、藩の借銀のうち多くがこの特別会計からの借り入れであることを解明した。さらに、明治期の藩札・藩債の償還について、萩藩を事例に具体的に解明した。
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