研究課題
基盤研究(C)
本研究では、中韓両国の高句麗・渤海をめぐる論争の経緯を明らかにしたうえで、次の3点の成果が得られた。①唐代の国際システムは、中国の「内」「外」と、指標によってどちらにもなりうる中間ゾーンという三層構造で、それは時代によって変動するものであること。②高句麗はその三層構造の「外」の存在であり、渤海は中間ゾーンの存在で、時間経過とともに「外」に移行したこと、③渤海史の叙述方法には、いくつかの歴史的な広域地域にまたがる存在として叙述する方法があること。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 5件)
東洋史研究
巻: 72-4
唐代史研究
巻: 16
洛北史学
巻: 15
石川の歴史遺産セミナー講演録
巻: 15回~17回 ページ: 126-140
史学雑誌
巻: 121‐8