研究課題/領域番号 |
23520862
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 龍谷大学 (2012-2013) 名古屋大学 (2011) |
研究代表者 |
江村 治樹 龍谷大学, 文学部, 教授 (80093201)
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連携研究者 |
王 震中 中国社会科学院, 歴史研究所, 副所長
張 昀 中国、山東大学, 歴史文化学院, 講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 都市社会 / 新石器時代 / 二里頭文化 / 殷周時代 / 考古学 / 古代都市社会 / 古代都市 / 竜山文化 |
研究概要 |
都市遺跡のデータベースによって作成した「二里頭・殷周都市遺跡表」、都市遺跡の現地調査および中国の研究者へのインタビューなどに基づき、二里頭文化期から殷周時代までの都市社会を分析し、都市社会の形成過程を考察した。その結果、この時期の都市は基本的に城郭都市であることが判明した。そして、二里頭文化期において、都市社会はすでに族的、文化的に複合した社会であった。殷周時期の都市社会も、外部からやってきた少数の支配者が、前王朝の多数の支配層や土着民を支配する複合社会であるが、西周期に入るとしだいに同化が進行し、春秋時代や戦国時代には都市住民の共同体が成立してくる。
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