研究課題/領域番号 |
23520864
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
|
研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
富澤 芳亜 島根大学, 教育学部, 教授 (90284009)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 近代中国史 / 中国経済史 / 紡織業史 / 工業教育史 / 実業教育史 / 技術者養成 / 中国 / 近代 / 技術移転 / 経済史 / 国際情報交換 / 多国籍 / 国際情報交流 / 東洋史 |
研究成果の概要 |
本研究では、近代中国工業の技術的基礎を、1910~50年代を期間として、教育機関による技術者養成と、彼らの企業内での活動を通して解明した。 中国での技術者養成は、中華民国成立後に本格化した。国内教育機関の不十分さから、当初は国外留学による養成に頼らざるを得なかった。紡織業の場合には、日、米、英が主な留学先となった。中でも留日技術者が質・量ともに重要な役割を果たした。それには日中の紡織業の原綿や市場が同じだったこと、主な受入先たる東京高等工業学校の体制の整備などの要因をあげられる。1930年代には、こうした留学と国内教育機関による技術者とにより技術者団体も結成され、本格的な工業化が開始される。
|