研究課題/領域番号 |
23520871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 島根県立大学 |
研究代表者 |
李 暁東 島根県立大学, 総合政策学部, 教授 (10405475)
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連携研究者 |
飯田 泰三 島根県立大学, 総合政策学部, 教授 (00061218)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 軍国民 / ナショナリズム / 尚武 / 愛国 / 国際研究者交流 / 軍国民思想 / 軍国民教育 / 留学生 / 陸軍士官学校 / 国際研究者交流、中国 |
研究概要 |
近代日本に留学した中国人留学生が近代中国のナショナリズムの思想形成と運動の展開に重要な一翼を担っていた。留学生たちは、ナショナリズムが興隆していた日本において、西洋の近代的知識を受容し、天下国家から近代的ネイション・ステートへの意識転換を実現した。そして、学生たちの近代的ネイション意識を表しているものの一つは軍国民思想であった。軍国民思想は、最も早い時期のナショナリズム運動を支える理念として、そして、近代中国の政治変動方向に大きな影響を与えた思想として、清末民初に大きな影響力を持っていた。本研究は、これまできわめて不十分だった軍国民思想に関する研究の空白を埋めたものである。
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