研究課題/領域番号 |
23520872
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
|
研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
谷口 満 東北学院大学, 文学部, 教授 (10113672)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 楚式鬲 / 周式鬲 / 楚文化発生地 / 楚族の故郷 / 楚都丹陽丹江説 / 楚郢都紀南城説 / 漢水東側の周文化 / 楚式鬲から青銅文化へ / 楚文化形成地 / 楚都丹陽淅川説 / 楚都郢紀南城説 / 随棗走廊の周文化 / 楚式鬲・中国江漢地区 / 戦国楚簡・中国江漢地区 / 楚国都城・中国江漢地区 / 楚国水運・中国長江中流域 / 丹陽 / 郢都 / 楚族の南進 / 楚族の東進 / 典型楚文化 |
研究概要 |
楚文化の指標器である楚式鬲を中心資料として、楚文化の形成と展開及びその変容を考察し、楚文化は湖北省・河南省・陝西省三省交界地帯で発生し、その後西周から春秋にかけて漢水西側荊山東麓を南下し、ついで、春秋から戦国にかけてしだいに漢水東側地域に侵入していったこと、楚式鬲の最盛期は春秋中期であり、その後はしだいに周式青銅器を模倣した楚式青銅器が楚文化の指標器となっていたことを明らかにし、この楚文化の歴史的変遷は、西周時代の拠点丹陽は漢水上流に存在し、春秋戦国時代の拠点郢都は湖北省西部荊州地区(紀南城)に存在したという、楚国の歴史地理的推移に正しく対応していることを確認した。
|