研究課題/領域番号 |
23520898
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
高田 京比子 神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (40283668)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 中世イタリア史 / ヴェネツィア / 貴族 / 騎士 / 恩恵 / 家族史 / 制度史 / 西洋中世史 / イタリア史 / 家系 / イタリア / 中世イタリア / 貴族(イタリア) |
研究成果の概要 |
ヴェネツィア貴族は従来、大評議会に世襲終身身分を持つ階層として定義され、その特殊性が強調されて来た。しかし、他のイタリア都市においては、軍事/政治エリート層としての12~13世紀の都市貴族の性格が強調されるようになってきている。この点を考慮して史料を読み直すと、ヴェネツィアもそのようなアイデンティティをある程度共有していることが観察できた。さらに従来、貴族身分形成の契機として位置づけられていたセッラータと呼ばれる一連の法令も、他のイタリア都市で見られた、整いつつある制度が親族の絆といかに立ち向かうか、という問題にヴェネツィアが与えた回答のかたちだと見ることができる。
|