研究課題/領域番号 |
23520899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
渡辺 和行 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (10167108)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 西洋史 / フランス人民戦線 / 文化革命 / 余暇の組織化 |
研究概要 |
21世紀の労働と余暇の問題を考えるうえで、余暇文明の到来を告げたフランスに着眼し、フランス人民戦線の余暇政策を、スポーツ・旅行・文化の3領域について検討した。「見世物としてスポーツ」を否定し、「自らが参加するスポーツ」を振興するために、運動場の整備やスキー振興策、さらには民衆飛行の分野にも政策は及んだ。旅行の分野では、割引切符や旅行積立貯蓄の導入、ユースホステルや観光地の整備による観光産業の育成、文化の領域では「壁の打破」を掲げて、図書館・演劇・映画・美術などを民衆に身近なものにしようとした。こうした政策が功を奏して、1936年はフランス人にとって戦後に到来する余暇社会の原点となった。
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