研究課題/領域番号 |
23520913
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 鎌倉女子大学 |
研究代表者 |
長谷川 岳男 鎌倉女子大学, 教育学部, 教授 (20308331)
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研究協力者 |
宮﨑 亮
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 古代ギリシア / 西地中海 / 植民 / ポスト=コロニアル / 文化接触 / アイデンティティ / エスニシティ / ポリス / 古代地中海世界 / 西方ギリシア人 / 史料論 / ローマ帝国 / マグナグラエキア / 異文化接触 / ローマ以前のイタリア / フォカイア / タラス(ターラント) / マッサリア(マルセイユ) / シチリア / ネットワーク / マッサリア / 地中海世界 / フェニキア人 / エトルリア人 |
研究成果の概要 |
西地中海域に移住したギリシア人の実態を考察した結果、当初の状況は母市が組織的・計画的に植民を実施したのではなく、暗黒時代末期以降に三々五々、移住した人々が時間の経過とともにネットワークを構築して一定規模のコミュニティに成長しており、それは純粋なギリシア人だけのコミュニティではなく、現地の人々も受入れたり混交したりし、自らのアイデンティティをギリシア人とする場合もあった状況が明らかになった。このような認識をするためには、考古学や理論的アプローチも適用してギリシア人、現地人それぞれの変化、そしいて両者の関係の変化のダイナミズムを通時的に考慮する必要も示した。
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