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近世ドイツ追悼説教パンフレットの史料的価値をめぐる考察~ベルリンを事例として~

研究課題

研究課題/領域番号 23520914
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 西洋史
研究機関佛教大学

研究代表者

塚本 栄美子  佛教大学, 歴史学部, 准教授 (90283704)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード追悼説教パンフレット / ドイツ近世史 / ベルリン / ブランデンブルク・プロイセン / 記憶 / 史料研究 / プロテスタント / ブランデンブルク=プロイセン / パンフレット / 上層市民
研究概要

追悼説教パンフレットにおいて追悼された故人の社会階層は主に上層であったが、後半の経歴部分からその立場が必ずしも安定したものではなかったことが明らかになった。だからこそ、当該史料のなかで描かれる故人は、社会的功績や出自をアピールするだけでなく、「神に喜ばれる徳」と「世俗の名誉」との双方を兼ね備えた身近なヒーローとして、近隣社会の人びとの記憶に留まる必要に迫られた。この点で、追悼説教パンフレットは、他者の修養のため、遺族の慰めの書として以上に、故人の「紙の記念碑」として一世を風靡したのである。こうした史料の性質については、宗派による差異は認められなかった。

報告書

(4件)
  • 2013 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2012 実施状況報告書
  • 2011 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 近世ドイツにおける「紙の記念碑」――ブランデンブルク・プロイセンのある軍人――2014

    • 著者名/発表者名
      塚本栄美子
    • 雑誌名

      歴史学部論集(佛教大学)

      巻: 第4号 ページ: 41-62

    • 関連する報告書
      2013 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 「近世ドイツにおける「紙の記念碑」--ブランデンブルク・プロイセンのある軍人ーー」2014

    • 著者名/発表者名
      塚本栄美子
    • 雑誌名

      『歴史学部論集』

      巻: 4 ページ: 41-62

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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