研究課題/領域番号 |
23520920
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
冨井 眞 京都大学, 文化財総合研究センター, 助教 (00293845)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 縄文土器 / 破壊 / 破片 / 土器片敷 / 割れ線 / 縦長 / 実験 / 割れ / 安置 / 考古学 / 土器片敷遺構 / 黒化 / 割れ幹線 / 土器片敷き遺構 / 接合 / 破損幹線 |
研究成果の概要 |
本研究では、縄文時代中期の中部地方西北部おいて土器を周到に複数の縦長の破片に破壊する行為が存在することを、土器片敷き遺構から出土した縄文土器の出土状況と破片接合状況の対照観察によって導きだした。このように一個体の土器から複数の縦長破片を得るには、土中のような、土器の内外から均等に圧がかかる環境を要することを、実験によって確認した。この破壊行為は、土器の形や文様にかかわらず、土器型式圏を超えて分布していることから、縄文社会の地域分化について、製作行為とは異なる破壊行為という新たな観点からも論じ得ることを指摘した。
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