研究課題/領域番号 |
23520946
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 北九州市立自然史・歴史博物館 |
研究代表者 |
松井 和幸 北九州市立自然史・歴史博物館, 歴史課, 歴史課長 (10372236)
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研究分担者 |
安間 拓巳 比治山大学, 現代文化学部, 准教授 (40263644)
野島 永 広島大学, 大学院文学研究科, 准教授 (80379908)
鳥越 俊行 独立行政法人九州国立博物館, 研究員 (80416560)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 考古学 / 鋳造 / 鋳物師 / 梵鐘 / 鋳物 / 甑炉 |
研究概要 |
本研究は、遺跡出土の鋳型から中世鋳物師の作業工程の復元と、小倉鋳物師が鋳造したと考えられる梵鐘をテーマとした。まず鋳物師の作業復元は、遺跡から出土の土製鋳型を復元し、土製溶解炉を復元して鉄を溶解し鉄の鋳造実験を行い、各工程の詳細なデーターを収集した。次に、小倉鋳物師の鋳造した梵鐘は龍頭に特徴がある。このことから小倉鋳物師が1456年以降琉球国に行って、青銅製梵鐘を大量に鋳造していることがわかった。 この事実は、今まで文献に記載もなく、今回の研究を通じて初めて明らかにされた。
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