研究課題/領域番号 |
23520971
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 東亜大学 |
研究代表者 |
礒永 和貴 東亜大学, 人間科学部, 准教授 (10201922)
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研究分担者 |
鳴海 邦匡 甲南大学, 文学部, 教授 (00420414)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 地図史 / 近世史 / 徳川幕府 / 朝鮮 / 中国 / 藩 / 絵図 / 官撰絵図 / 国絵図 / 江戸幕府撰 / 藩撰 / 日本 / 韓国 / 測量 / 慶長国絵図 / 正保国絵図 / 国際研究者交流台湾 / 国際情報交換韓国 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本近世の官撰絵図史の総合的把握を目的とした。また、日本の官撰絵図の特徴を明らかにするため朝鮮・中国の官撰絵図と比較した。朝鮮・中国の同時期の官撰絵図は地誌書の附図という特徴を持っている。また、中央政府の官撰絵図の作成の技術が地方へと伝播することは少なかった。これに対して日本の江戸幕府は、各藩に官撰絵図の作成を命じたため、藩も独自の絵図を多数作成した。日本の官撰絵図は、簡略に歩数などで距離を測ったり、樹木などを利用して角度求めたりする実測によったいわゆる「実測図」から和算の影響によって測量器具を使う精度の高い「測量図」へと独自の発達を遂げたことが明らかになった。
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