研究課題/領域番号 |
23520976
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 京都大学 (2012-2013) 筑波大学 (2011) |
研究代表者 |
風間 計博 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (70323219)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 文化人類学 / 遠洋漁業 / 出稼ぎ / キリバス / 多文化コミュニティ |
研究概要 |
グローバル化の進行する中、国際的な労働力移動が活発化している。日本の遠洋漁業でも、国際的競争の激化、若年労働者不足等の背景から、外国人契約漁船員への依存が著しい。カツオ一本釣り漁船や巻き網魚船では、インドネシア人やキリバス人が乗組員として働いており、日本人乗組員を数の上で凌駕している。これらの漁船では、異なる文化的背景をもつ漁船員たちが、一航海約2か月の間、密室状態で寝食を共にし、協働する必要がある。しかし、文化的他者間で深刻な軋轢はほとんどない。漁船員たちは、船上労働において実践的に協調しながらも、適度な距離を保っている。必要以上に干渉しない態度により、多文化共存は維持されている。
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