研究課題/領域番号 |
23530023
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 大阪大谷大学 |
研究代表者 |
浅野 宜之 大阪大谷大学, 人間社会学部, 教授 (50321097)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 基礎法学 / 外国法 / アジア法 / インド / 司法制度 / 比較法 / 司法 / 裁判外紛争処理 |
研究概要 |
インドにおける裁判外の紛争処理手続きについて、とくにロク・アダラトと呼ばれる制度に着目し、その現状を把握する作業を実施した。これは、日本とインドとの経済面をはじめとする交流が深化する中で、紛争処理手続きについての情報を蓄積する必要があると考えられたためである。 文献調査および聞き取り調査からは、交通事故にかかわる補償問題や保険にかかわる事案において、ロク・アダラトが活用されている例が多くあることが示され、迅速な紛争処理に一定の役割を果たしていることが明らかとなった。ただし、当該制度について実効性の問題など批判的な意見もみられ、今後も継続的に注視されるべき制度であることが示された。
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