研究課題
基盤研究(C)
日本では、平和主義に基づく法の研究は、第二次世界大戦後に始められたように見られているが、実際には、第一次世界大戦後に開花し、一九三〇年代半ばまでには世界的にも水準の高い研究がなされた。田中耕太郎の『世界法の理論』が著名であるが、後年、法理学者として有名になる恒藤恭は、社会科学的な方法論により、歴史的・社会的基盤を説き起こしながら、世界法の理論を展開した。これは当時にあっては世界的な水準を持つだけでなく、世界平和への一筋の道をさし示していたことを明らかにした。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (3件) 図書 (7件)
法律時報
巻: 85巻12号 ページ: 52-54
大阪市立大学史紀要
巻: 4 ページ: 35-47
110008680173