研究課題/領域番号 |
23530055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際法学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
新井 京 同志社大学, 法学部, 教授 (10319436)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 国際人道法 / 非国際的武力紛争 / テロとの戦争 / 武力紛争法 / リビア / イラク |
研究成果の概要 |
グローバルなテロとの戦争、ISなどの強大な「非国家」主体の勃興をうけて、国際社会がNIAC概念を再定義せざるを得なくなった事情を確認しつつ、次のような見解を得ることができた。第1に再定義されたNIAC概念が新しい事情に「より適合的」な紛争被害者保護の枠組みを提供しうること。第2に、同時に人権保障や正義の実現と行った多面的検討によれば、そうした再定義されたNIACが必ずしもすべての戦争被害者の保護を増進するわけではないこと。第3に、とはいうものの、現在の国際法体系下ではNIAC概念を拡張することによって保護の枠組みを構築するよりほかに現実的なアプローチが見いだせないこと、である。
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