研究課題/領域番号 |
23530146
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
築島 尚 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (60275005)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 政治学 / 行政学 / 官僚 / 集団 / 専門 / 教育 / 公務員 / 専門教育 / 専門性 / 大学校 / ネットワーク |
研究成果の概要 |
日本のキャリア官僚は、省庁によって、専門性が低い場合もあれば、昇進しながら同様の部局を多く経験して職務を通じて一定の専門性を獲得する場合もある。一方、ノンキャリアは、必要な専門知識や技術を、実務を通して職場の先輩から教えられることが多く、研修機関では、専門分野に必要な基礎学力を向上させたり、全寮制で生活をともにすることで集団性を身につけたりしている。このため、アメリカやドイツと異なり、専門性が、統一されないまま職場の第一線の職員に委ねられているため、日本官僚制では、上司による部下の統率が人事統制に偏りがちになるといった特徴が生じると考えられる。
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