研究課題/領域番号 |
23530157
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 横浜国立大学 (2014) 東京国際大学 (2011-2013) |
研究代表者 |
近藤 久洋 横浜国立大学, 都市イノベーション研究院, 准教授 (20385959)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 破綻国家 / ガバナンス / 平和構築 / 紛争ガバナンス |
研究成果の概要 |
現段階の研究成果は論考・口頭報告にとりまとめられている。その内容は、「紛争ガバナンス」の分析枠組みとルワンダにおける「紛争ガバナンス」の構造を明らかにしたことである。 すなわち、ルワンダにおける紛争ガバナンスは、農村の貧困・不満といった社会的・経済的条件、民主化の失敗・急進派による政治的操作、操作されやすい大衆の存在を政治的条件としていた。中央の急進派政治エリートが、地方の政治エリート・行政官をパトロン・クライアント関係に編成し、虐殺への動員を可能にしていた。虐殺に関与するアクターを相互に結びつける社会関係資本は、フツの結束を高めるとともに「他者」ツチへの冷酷な行動を可能にした。
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