研究課題/領域番号 |
23530159
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
阿南 友亮 東北大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (50365003)
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研究分担者 |
山本 真 筑波大学, 大学院人文社会科学研究科, 准教授 (20316681)
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研究協力者 |
岩谷 蔣 防衛省防衛研究所, 戦史研究センター, 主任研究官
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 中国近代政治史 / 中国内戦 / 中国革命 / 社会の軍事化 / 中国共産党 / 中国国民党 / 地域社会史 / 軍隊 / 中国近代史 / 革命と軍隊 / 中央革命根拠地 / 江西省 / 福建省 / 国際研究者交流 / 中国 / 米国 / 台湾 / 中国軍事史 / 近代中国 |
研究概要 |
本研究では、内戦期の中国共産党の軍隊が傭兵、民間自衛団体、匪賊といった当時の社会が抱えていた既存の武力に大きく依存していたという仮説をたて、その仮説を検証するために、中央革命根拠地(江西省・福建省)における共産党の武装闘争に関する実証研究をおこなった。その結果、共産党が結党直後から敵軍の将兵を取り込むための工作(軍内政治工作)を推進し、その具体的成果として、中央革命根拠地をめぐる戦いの過程で約二万人もの国民党軍将兵を味方に引き込むことに成功したことをあきらかにした。また、共産党を殲滅しようとした中国国民党が福建省において既存の武力の管理・動員に悪戦苦闘していた様子も浮き彫りにした。
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