研究課題
基盤研究(C)
本研究は、1920年代からニューディール期にかけてのアメリカ合衆国における独立行政委員会制度の発展過程を歴史的に跡づけた。同制度が行政国家建設の重要な柱を構成したことで、行政に政策決定の高い独立性と、裁判所に類似した手続を行政機関による政策形成に求める考え方が定着した。それが第二次世界大戦後に行政手続法に反映されたことでによって、アメリカの行政国家全体が世界的に見ても例外的なまでに司法化したことが明らかとなった。
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高橋百合子編『アカウンタビリティ改革の政治学』(有斐閣)
巻: なし ページ: 253-276
内山融他編『専門性の政治学』(ミネルヴァ書房)
巻: 0 ページ: 19-51