研究課題/領域番号 |
23530196
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 東北大学 (2015) 金沢大学 (2013-2014) 早稲田大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
勝間田 弘 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (40579108)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 規範 / 構成主義(コンストラクティヴィズム) / 東南アジア諸国連合(ASEAN) / 国際関係論 / 構成主義 |
研究成果の概要 |
この研究プロジェクトは、ASEANの事例研究を通じて「規範の伝播」という研究テーマにアプローチした。とくに、途上国が「人権」「紛争の予防・解決」といったグローバル社会の規範を受容する一つの様式を明らかにした。途上国はグローバル社会の規範を、ステータス向上を狙って受容する。とくに、グローバル社会で軽視されたときに受容する。先進国が提唱した規範を言わば「真似採用」し、一流国としてのステータスを象徴するシンボルとして誇示する。途上国が抱くステータス向上という動機は、グローバル社会における「規範の伝播」という現象を理解する重要な鍵なのである。
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