研究課題/領域番号 |
23530229
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
丸田 利昌 日本大学, 総合科学研究科, 教授 (60295730)
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連携研究者 |
岡田 章 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (90152298)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ゲーム理論 / 協調ゲーム / 均衡選択 / 確率進化 / タカハト・ゲーム / 社会的ジレンマ / 確率安定性 / 囚人のジレンマ |
研究概要 |
確率進化・確率安定分析における復数集団モデルは,非対称利得ゲームおよび多人数ゲームの取り扱いにおいて単一集団モデルより優れたものであるが,従来の分析は後者によるものが多数を占めている.本研究は,複数集団確率進化モデルの深化をはかり,もって多人数非対称利得ゲームにおける均衡選択問題に取り組む.成果として,社会的ジレンマ状況における協力集団の形成に付随する均衡選択問題に対して,以下のような解決を与えた.集団形成問題の利得構造は,対応するタカハト・ゲームによってその本質を抽出することができる.確率安定な協力集団は,これらタカハト・ゲームのナッシュ積の比較により完全に決定することができる.
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