研究課題/領域番号 |
23530241
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 西南学院大学 |
研究代表者 |
江里口 拓 西南学院大学, 経済学部, 教授 (60284478)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 福祉国家 / ニューリベラリズム / 社会経済学 / 人格陶冶 / 効率 / LSE / オクスフォード / オクスフォード大学 / スペンサー / ホブハウス / 進化論 / 自由論 / グリーン / ニュー・リベラリズム / 機能 / 富の社会的要素 / 垂直的再配分 / リベラルリフォーム / 救貧法少数派報告 / 社会保険 / 救貧法 / LSE / 社会市場論 / 福祉政策論 / ナショナルミニマム / 社会進化 / イギリス福祉国家 / 社会市場 / 行政学 |
研究成果の概要 |
19世紀末にウェッブ夫妻が設立したロンドン政治経済大学は,ケンブリッジ大学の分析的経済学と比せば,歴史・実証的な方法論を持っており,オクスフォード大学との連携があった。本研究では,L.T.ホブハウス,R.H.トーニーらのオクスフォード出身者に着目しウェッブ,ベヴァリッジ,ロブソンらの行政学とは別の「社会学」的経済思想の伝統に着目した。この伝統は後にティトマスらの社会行政学の互酬的社会市場論に流れ込むが,「社会的自由主義」とも言うべきミル以降の人格陶冶論の伝統にあった。最終年にはこの分野の代表者,マイケル・フリーデン教授,ベン・ジャクソン博士との新プロジェクトへ向けての知見も交換した。
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