研究課題/領域番号 |
23530242
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
|
研究機関 | 下関市立大学 |
研究代表者 |
米田 昇平 下関市立大学, 経済学部, 教授 (20182850)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 経済学の起源 / フランス功利主義 / ボワギルベール / ジャンセニスト / 奢侈論争 / 啓蒙の経済学 / フランス経済思想 / フランス経済学 |
研究成果の概要 |
ボワギルベールの画期的な「レセ・フェール」の経済学の源泉は17世紀のフランスの新思潮にあった。本研究はジャンセニストのピエール・ニコルとボワギルベールとの関係に焦点をあて、そのことを論証した。そして、17世紀の新思潮の流れを汲むフランス起源の経済学の特徴は、功利・効用を価値判断の基準とする点で、功利主義的な性格を持ち、理論的には、消費の生産に及ぼす影響を強調する消費主導論に現れていることを明らかにした。ここに経済学のフランス的起源を見出すことができる。
|