研究課題/領域番号 |
23530254
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済統計学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
得津 一郎 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (80140119)
|
研究分担者 |
伴 ひかり 神戸学院大学, 経済学部, 教授 (70248102)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 国際産業連関表 / 垂直的特化 / FTA / 国際情報交換(アメリカ,オランダ) / 生産ネットワーク / 世界金融危機 / 貿易の崩壊 / CGEモデル / 国際貿易 / 一般均衡 / ネットワーク / 国際研究者交流(アメリカ) / 国際情報交流(オランダ) |
研究概要 |
投入係数を価格の関数として内生化する独自のモデルを開発し,2008年の世界貿易の急激な減少(貿易大崩壊)における生産ネットワークの役割を実証的に分析した。国際的生産ネットワーク(垂直的特化)の発展を貿易大崩壊の主たる原因とするこれまでの定説に反し,垂直的特化の進展はむしろ国際的波及を安定化させる要因であり,貿易大崩壊は約4%の輸出価格プレミアムの発生による供給関数のシフトによって説明できることが明らかになった。また,産業連関モデルと応用一般均衡モデルを結合する事により生産ネットワークと東アジア経済の構造変化の実証分析をも行い,自由貿易協定は東アジアのデカップリングを強めることを見いだした。
|