研究課題/領域番号 |
23530270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
丸川 知雄 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (40334263)
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連携研究者 |
河又 貴洋 長崎県立大学, 国際情報学部, 准教授 (40316170)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 携帯電話産業 / モバイル通信 / 大衆資本主義 / 技術進歩 / 技術標準 / 同質化 / モバイル技術 / 携帯電話 / 企業間分業 / バリューチェーン / モバイル社会 / 日本 / 中国 / 韓国 / イノベーション |
研究成果の概要 |
本研究では中国と日本の携帯電話産業の発展について調査し、両国の産業がなぜ独自の進化をしたのか考察した。中国では最盛期には1500社以上もの携帯電話メーカーが参入する状況が現出したが、その調査を通じて中国の産業発展を突き動かすいくつかの特徴、すなわち「大衆資本主義」や「キャッチダウン型技術進歩」と呼びうる現象を発見した。前者は資金や人的資本を欠くような人々も積極的に創業する状況を指し、後者は途上国の企業が途上国の低所得層の需要に適応した製品を開発することを指す。そして中国の他のいくつかの産業にも同様の特徴が見られることを発見した。
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