研究課題
基盤研究(C)
本研究は、開発援助がどのように発展途上国の経済開発や福祉向上に結びつくか、援助の成果はどのような要因によって決定されるかを明らかしたものである。これまでの多くの研究では、援助の有効性を計測するため援助の経済成長率への効果を推定してきたが、ここでは援助の所得分配への効果に注目した。本研究では、保健・教育などの社会分野への援助が不平等を改善するという経験的証拠を示した。また、被援助国の政策能力の客観的指標を提示するため、開発努力と開発成果のデータに基づいたガバナンス指標を開発した。
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