研究課題/領域番号 |
23530313
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
児玉谷 史朗 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (00234790)
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研究分担者 |
浅見 靖仁 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60251500)
ウラノ エジソン (URANO Edson) 筑波大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (80514512)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 社会政策 / 国家財政 / 貧困削減政策 / ブラジル ケニア フィリピン / 国際研究者交流 / ブラジル、ケニア、フィリピン / ブラジル:ケニア:フィリピン / ブラジル:ケニア:タイ:カンボジア:東チモール / 現金移転プログラム |
研究概要 |
発展途上国の現金移転事業の有効性と問題点を、ブラジル、フィリピン、ケニアの3国を比較することで明らかにしようとした。その結果、3国は所得水準、行政能力、財政規模等で相当の違いがあり、それに対応する形で、各国は自国の事情に合わせて設計実施していることがわかった。ブラジルとフィリピンが類似の事業を実施しているのに対して、ケニアはエイズ孤児と食糧不足の遠隔地という限定された対象である。対象者の選定は重要であるが、厳密さを追求するとコストがかかるので柔軟さが必要である。3国とも民主化し、社会扶助の政治的価値が高まったことが現金移転プログラムを導入維持する力となっている。
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