研究課題/領域番号 |
23530318
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
川畑 康治 神戸大学, 国際協力研究科, 准教授 (10273806)
|
研究分担者 |
陳 光輝 神戸大学, 大学院国際協力研究科, 教授 (00188509)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
|
キーワード | 産業構造変化 / 農業生産性 / 因果性分析 / 労働移動 / 所得効果 / 相対価格効果 / 経済成長 |
研究概要 |
東アジアと中南米諸国を対象とした分析の結果、概ね「農業労働比の変動は農業労働生産性変動に先行する」との結果を得た。これは農業部門から非農業部門への労働流出は同部門の生産性上昇に影響を及ぼすことを示唆している。またこの結果は、農業労働比が高い状況、あるいは非農業労働生産性の変動を制御した際に、上記の結論が強化されることも明らかとなった。 さらに農業労働比変動の要因分析では、「所得効果」と「相対価格効果」のうち、所得水準が低い段階では「所得効果」の影響が大きく、所得水準の上昇とともに「相対価格効果」による影響が相対的に大きくなることが明らかとなった。
|