研究課題/領域番号 |
23530344
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 一橋大学 (2013-2014) 立命館大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
後藤 玲子 一橋大学, 経済研究所, 教授 (70272771)
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研究分担者 |
デュムシェル ポール (DUMOUCHEL PAUL) 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (80388107)
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連携研究者 |
吉原 直毅 一橋大学, 経済研究所, 教授 (60272770)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 社会的選択ルール / 交通潜在能力 / 視覚障碍者 / 基本的潜在能力の保障 / 不利性グループ / 潜在能力 / 非対称的集計ルール / 社会的関係関数 / グループ優先性基準 / 多次元指標 / アロー型社会的厚生関数 / カタストロフィと正義、フランス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、潜在能力アプローチを福祉・交通などに臨床的に応用することにある。その基本的アイディアは、測定に不可避的にともなう規範的評価の問題を、社会的選択手続きに課す諸条件として明示化することにある。ただし、ここでいう規範的評価とは、通常、技術的問題として考えられている測定プロセスの背後にある暗黙の基準や前提を指す。「測定」の要点は、すべての個人に基本的福祉を保障する観点から、資源分配政策を順序づけること、そのために、一定の困難を共有する当事者たちの評価を集計しながら、個々人の潜在能力を序数的・部分的に比較することにある。個人間比較可能性を要請する範囲の解明が熟議的調査の要点とされた。
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