研究課題/領域番号 |
23530355
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所 |
研究代表者 |
川上 桃子 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター東アジア研究グループ, 研究グループ長 (30450480)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 台湾 / イノベーション / IT機器産業 / 後発工業国企業 / 国際価値連鎖 / エレクトロニクス産業 / 後発国企業 / 国際情報交流 / 後発工業国 / 電子産業 |
研究概要 |
本研究では,台湾IT機器産業の事例研究を通じて,後発工業国企業によるイノベーションのメカニズムを分析した。台湾のパソコン企業によるネットブックの創出過程の分析や,携帯電話用コアチップ,液晶テレビ用コアチップ事業にみる事業モデルの革新過程のケーススタディを行い,いずれの事例でも,台湾企業によるイノベーションが,グローバルな産業内分業を構成する企業アクター間の相互作用のなかから生じたものであることを明らかにした。また,これらの企業によるイノベーションが,既存の産業内分業の秩序をゆるがす大きな市場インパクトを持つようになっていることを明らかにした。
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