研究課題/領域番号 |
23530358
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
内藤 久裕 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (00335390)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 移民受け入れ / 社会保障 / 持続可能性 / 大規模シミュレーション / 高齢化社会 / 大規模重複世代モデル / アメリカ経済 / 日本経済 / 移民 / パレート改善 / 資本蓄積 / 高齢化 |
研究成果の概要 |
超少子高齢化社会が進む日本経済で、移民受け入れによる社会保障システムの持続可能性が議論されている。本研究では、大規模経済シミュレーションモデルを作成し、移民受け入れの経済厚生効果を分析した。具体的には、アメリカにおいて、移民比率が今後80年かけてさらに10パーセントポイント上昇した場合の経済厚生に対する影響を分析した。そのシミュレーションされた経済で、移民を大規模に増やした場合、経済厚生の増加分は初期GDPの20%程度に当たること、また通説とは異なり、資本蓄積レベルは15%程度上昇する事を示した。この事は、移民受け入れの経済効果が小さくないことを示している。
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