研究課題/領域番号 |
23530369
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
|
研究機関 | 奈良教育大学 |
研究代表者 |
森 伸宏 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (40190996)
|
研究分担者 |
岡村 誠 広島大学, 社会(科)学研究科, 教授 (30177084)
友田 康信 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (30437280)
小倉 義明 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (70423043)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 有担保融資 / 無担保融資 |
研究概要 |
本研究では金融融資が企業の費用関数と市場均衡に与える影響を、産業組織論的観点から分析するため、代表的起業家が担保の必要な契約と担保の不要な契約を選択できる理論モデルを使う。前者の場合、利子率は低いが、企業は借入制約に直面する。後者の場合、企業はリスクプレミアム分だけ高い金利に直面する。企業の費用最小化問題から、これらの金融融資は企業の費用関数と市場均衡に影響を与える。 その結果、短期均衡では、2種類の融資形態があると、供給曲線が不連続になり、均衡が存在しない場合がある。一方、長期均衡では自由参入による競争の結果、高い金利を支払う企業は生き残れず、全企業が有担保融資を選ぶ均衡が成立する。
|