研究課題
基盤研究(C)
格差による不効用の程度を再分配への選好から検証すべく経済実験とアンケートを行っている。実験では所得が高い者は低い者へ平均して自分の所得の5.3%,アンケートでは10.2%程度を無条件に分配できるとしている。この額は格差が発生する要因に影響を受け、およそ運による格差は努力や才能による格差より受け入れがたい傾向がわずかに見受けられる。同様の傾向は逆に分配を受ける立場であるときのアンケート調査にも現れている。中国でも同種の経済実験を行い、再分配への選好が文化的背景の影響も大きいという示唆を得ている。
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京都産業大学論集社会科学系列
巻: 第31号 ページ: 231-248
京都産業大学論集
巻: 31 ページ: 231-248
110009807824
Journal of Education for Business
巻: Vol.86 ページ: 234-239