研究課題/領域番号 |
23530395
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
岡村 秀夫 関西学院大学, 商学部, 教授 (70319606)
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連携研究者 |
森保 洋 長崎大学, 経済学部, 教授 (10304924)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | IPO / 新規公開 / 株式公開 / アノマリー / 季節性 / ティックデータ / 初期収益率 / 長期パフォーマンス / 新規株式公開 / 新規上場 / 価格形成 |
研究概要 |
本研究から、日本の株式市場におけるアノマリー現象である「半年効果」(下半期に比べて上半期の収益率が有意に高い現象)が新規公開株の価格形成にも影響を与えており、上半期の新規公開株の初期収益率が下半期に比べて有意に高いことが確認された。また、tick dataの情報からも、上半期には投資家行動が積極的であることが示された。長期の株価形成については、新規公開株の収益率が長期的には低迷する傾向が観察され、とりわけ上半期の新規公開株については、新規公開当初の高水準の株価が結果的に長期パフォーマンスの悪化を招いている可能性が示唆された。
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