研究課題/領域番号 |
23530402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
塩谷 昌史 東北大学, 東北アジア研究センター, 助教 (70312684)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 染色 / 更紗 / 蒸気機関 / アジア商人 / 綿工業 / ロシア / 自然環境 / 自然エネルギー / ロシア更紗 / ロシア経済史 / 流通ネットワーク / 捺染 / インド更紗 / 経済史 / 工業化 / 商業ネットワーク / 自然と人間 / モノ研究 / ユーラシア / 商業圏 / 化学 |
研究概要 |
19世紀に工業化を実現した国々は、中央ユーラシアのアジア地域(インドや清)に比べると、自然環境に恵まれなかった。しかし、集団意識として、ある種の憧憬が長期に持続する場合、その集団に不都合な自然環境が存在したとしても、その人間集団は障害を克服する方法を必ずや見出し、直接の形ではないにせよ、自分達が憧れる対象を実現する。そのため、自然環境に恵まれない地域では、モノ(文化)に対する人間集団の憧れは、革新の原動力になる。ロシアの場合、中央アジアの赤更紗への憧れが、近代的綿工業を確立する契機になったと考えられる。
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