研究課題/領域番号 |
23530406
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 尚史 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60262086)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 明治日本 / 鉄道業 / 機関車貿易 / 第一次グローバル化 / 国際競争 / 欧米機関車メーカー / 日本商社 / 機械技術者 / 国際関係史 / 経営史 / 日本 / 鉄道車輌貿易 / イギリス / アメリカ / ドイツ / 鉄道用品貿易 / 日本鉄道業 / 機関車メーカー / 商社 / 代理店契約 / Baldwin社 / 三井物産 / 大倉組 / 鉄道国有化 / 鉄道合同 / 国際関係経営史 / 19-20世紀転換期 |
研究成果の概要 |
本研究では、明治日本における鉄道業発展の要因を、第一次グローバル化の影響という視点から再検討した。19-20世紀転換期の世界では、鉄道資材貿易をめぐる英米独メーカーと商社を担い手とするグローバルな競争が繰り広げられていた。日本の鉄道事業者は、こうした国際環境を活かしつつ、安価かつ良質な蒸気機関車を、短納期で獲得し、急速な拡張に成功する。それを支えたのが、高等教育機関で理論を学び、輸入車輌の徹底したリバース・エンジニアリングによって熟練技術を培った、日本人技術者たちであった。彼らは、第一次世界大戦直前には、機関車の自給体制を整え、外部からの資材供給に依存せずに鉄道の再生産が行えるようになった。
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