戦中・戦後の日本産業技術開発

• 研究課題/領域番号: 23530412
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 経済史
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 澤井 実 大阪大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (90162536)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 科学技術動員 / 陸海軍研究機関 / 軍民転換 / 対日占領政策 / 産業技術政策 / 生産管理 / 工場診断

研究概要

本研究では戦時期の科学技術動員、戦中・戦後の科学技術者養成、科学技術者の軍民転換、「外地」からの技術者の引き揚げ過程などについて検討し、それらが戦後復興期およびその後の高度経済成長の産業技術開発にどのような影響を与えたかを考察した。また旧陸海軍技術者および航空関連技術者を多数受け入れた国有鉄道の鉄道技術研究所についても検討し、新幹線開発と同所の研究体制の関係についても考察した。

研究成果

• [雑誌論文] 生産管理・工場管理専門家の軍民転換 (2013)
  • 著者名/発表者名: 沢井実
  • 雑誌名: 大阪大学経済学 巻: 63巻 ページ: 1-14
  • NAID: 120005764119
• [雑誌論文] 戦後日本における技術士の誕生 (2012)
  • 著者名/発表者名: 沢井実
  • 雑誌名: 大阪大学経済学 巻: 61巻 ページ: 1-25
  • NAID: 120005728931
• [雑誌論文] 戦時下における華北車輌の経営実態 (2012)
  • 著者名/発表者名: 沢井実
  • 雑誌名: 大阪大学経済学 巻: 62巻 ページ: 1-14
  • NAID: 120005764111
• [雑誌論文] 戦後日本における技術士の誕生 (2012)
  • 著者名/発表者名: 澤井実
  • 雑誌名: 大阪大学経済学 巻: 61巻4号 ページ: 1-25
  • NAID: 120005728931
• [学会発表] Post-WWII Transition of Engineers from the Military and Colonial to Civilian Employment: Contributions by the Technical Research Institute of Japanese National Railways and Japan Consulting Engineers Association
  • 著者名/発表者名: 澤井実
  • 学会等名: Joint Conference of European Business History Association and Business History Society of Japan
  • 発表場所: the EHESS, Paris, France
• [図書] 近代日本の研究開発体制 (2012)
  • 著者名/発表者名: 沢井実
  • 総ページ数: 613
  • 出版者: 名古屋大学出版会
• [図書] 近代日本の研究開発体制 (2012)
  • 著者名/発表者名: 澤井実
  • 総ページ数: 613
  • 出版者: 名古屋大学出版会