研究課題
基盤研究(C)
本研究はエイジェンシーコストの発生を認識しつつも、株主と経営者がエイジェンシー関係を構築することによって産み出される効果に一定のインセンティブを持っているとの議論を展開した。そして、必ずしもフリーキャッシュフロー仮説のフレームワークでは説明できない現実を取り上げ、その背景に理論的な考察を加え3つの仮説(経営者自己抑制仮説、経営能力評価仮説、特殊性資産評価仮説)を構築し、実証的な検証を行った。本研究は現代の複雑化した企業組織や経済環境を重要視し、そのような条件下で株主と経営者の意思決定は何を優先するかという視点に着目したことが特徴である。以上を1冊の著書にまとめ、出版することができた。
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証券アナリストジャーナル(日本証券アナリスト協会 )
巻: 第51巻, 第10号 ページ: 96-106
40019821224
証券アナリストジャーナル
巻: 51 ページ: 96-100
會計
巻: 第179巻, 第5号 ページ: 660-674