研究課題/領域番号 |
23530553
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
山本 信一 立命館大学, 経済学部, 教授 (90388108)
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研究分担者 |
米山 高生 一橋大学, 商学研究科, 教授 (00175019)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Adverse selection / Selective effects / Whole life insurance / Term life insurance / Automatic renewal / 逆選択 / モラルハザード / 生命保険 / アクチュアリー / 死亡保険 / ミクロデータ / 自殺 |
研究概要 |
この研究は、保険会社の原価データ257万件を用い、終身保険と自動更新型定期保険の更新前後で逆選択が経過別にどう発生するかを調べた。終身保険においては、医的選択で逆選択が発生しないのみならず、10年経過しても、逆選択は発生しない。自動更新型定期保険の更新前においては、加入当初は逆選択を防止できるが、10年後には逆選択が発生する。自動更新型定期保険の更新後においては、更新時に保険料が大幅に上昇するため、更新する人が余命短い人に偏り、有意水準1%でも逆選択が発生している。逆選択は、保険料水準・更新前後の保険料格差によって発生度合が異なるので、契約者行動の分析により逆選択を減らすことが可能である。
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