研究課題/領域番号 |
23530574
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
加井 久雄 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (10303108)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 原則主義 / 規則主義 / 連結先行 / 連単一致 / 連単分離 / IFRS / コンバージェンス / 利害調整 / 会計の機能 / 利害調整機能と情報提供機能 / 制度の補完性 / 比較可能性 / 国際会計 |
研究成果の概要 |
本研究は,原則主義に基づくIFRSの影響が日本企業の単体財務諸表に影響を与える影響を連単分離によって遮断しようとしても上手くいかない条件を数理モデル分析によって明らかにした。具体的には,原則主義であるがために経営者が利益操作を行ないやすいならば,相対的に利益操作されにくい単体財務諸表を投資家は利用することや,子会社を使った親会社の利益管理が容易であるほど,株主と経営者の利害対立の緩和に連結財務諸表の方が有用であることなどを厳密に示した。これらの成果を学会などで報告すると共に,学術誌にも公表した。
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