研究課題/領域番号 |
23530576
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
川端 保至 和歌山大学, 観光学部, 教授 (80140094)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 税務会計 / 会計史 / 所得概念 / 所得源泉説 / 果実概念 / ローマ法 / 純資産増加説 / 19世紀所得税法 / 基本財 / 嫁資 / 会計学 |
研究概要 |
19世紀の所得税法の所得源泉説はローマ法の果実概念から誕生した。所得源泉説は基本財産と収益を分離し、基本財産自体の売買損益を所得とはしない。 ローマ法の歴史ではまず女奴隷の子供の果実性と、嫁資(妻の持参財産)からの果実(夫が利用可能)が問題となった。その後無機質なもの(大理石等)へ拡張し、最後に販売目的の規則的な収穫物も果実となった。この果実概念を19世紀の所得税法が所得源泉説として採用した。
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