研究課題/領域番号 |
23530584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 首都大学東京 (2014) 神戸大学 (2011-2013) |
研究代表者 |
野口 昌良 首都大学東京, 社会(科)学研究科, 教授 (70237832)
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研究分担者 |
千葉 準一 国士舘大学, 経営学部, 教授 (90062869)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 炭鉱業 / 旧財閥系鉱業部門 / 地域別原価・利益情報 / 部門別原価・利益情報 / 利益管理 / 旧財閥系企業 / 財務諸表作成のための指示書 / 持株会社整理委員会 / 財閥解体 / 財務諸表 / 過度経済力集中排除 / 炭鉱 / 予算統制 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、各所所蔵の炭鉱業関係資料を利用し、わが国の主要炭鉱企業によって実施された予算管理に代表される会計管理実務の時系列変化を検証することによって、わが国の会計史研究に対して新たな視点と解釈を提供することを企図としている。分析結果は次のとおりである。(1)炭鉱業各社は、他の一般企業の会計実務を凌駕する、先進的な会計管理ツールとタイトな報告制度を初期段階から導入することに成功しており、その意味で経営的視点をもっとも重視した組織体であった。(2)炭鉱業各社の会計的先進性は、明治以降、主要鉱区・炭田の買収を通じて拡張と多角化を続けた旧財閥系企業の鉱業部門の経済特性に強い影響を受けていた。
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