研究課題/領域番号 |
23530667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
藤村 美穂 佐賀大学, 農学部, 准教授 (60301355)
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研究分担者 |
稲岡 司 佐賀大学, 農学部, 教授 (60176386)
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連携研究者 |
辻 一成 佐賀大学, 農学部, 准教授 (00253518)
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研究協力者 |
辻 貴志 国立民族学博物館, 外来研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | Laos / 土地利用 / 生業 / 水田漁撈 / フードセキュリティ / ラオス / 複合的土地利用 / プランテーション / オイ族 / 国際情報交換 / ベトナム / 移住 / 慣習的土地利用 / 村落 |
研究概要 |
3年間の調査のなかでとくに注目したのは、A,複合的な利用を含む慣習的土地利用の実態と変遷(特に水田漁撈)、B,子供や高齢者など身体的、社会的弱者のフードセキュリティと栄養状態である。 調査の結果、A、村の人口増大による土地の開墾や県全体の森林開発によって、自然資源が変化している一方で、慣習的に行われてきた半構造物を伴う水田漁撈(Loum-pa)の利用は現在も活発に行われ、新たな展開の可能性も見られること、B,高齢者や子供の魚の栄養状態も近隣の少数民族に比べるとよいのは、水田漁撈に関わる社会的慣行の影響もあることが推察された。また、水田漁撈活動をとおして家や村の構造も推察することができた。
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