研究課題/領域番号 |
23530690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
尾中 文哉 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (90233569)
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研究分担者 |
大川 清丈 帝京大学, 文学部, 准教授 (80299057)
白鳥 義彦 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (20319213)
相澤 真一 中京大学, 現代社会学部, 准教授 (00456196)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 試験 / 比較 / 能力 / ネットワーク / イギリス / フランス / タイ / 日本 / 国際情報交流 |
研究概要 |
本研究の目的は、試験を「能力」の制度ととらえ、その観点のもとで、特に80年代以降生じてきた新しい「能力」の制度の社会学的意味について、イギリス、フランス、タイ、日本の四つの地域の日刊全国紙と関連重要人物へのインタヴューにもとづきつつ、歴史をふまえ社会文化的ネットワーク分析を用いた「分厚い比較」の方法により明らかにしようとするものである。結論としては、こうした新しい「能力」諸概念は、「試験」と相対的に離れたところに位置し、「教育」という文化項目および「政府」「学校」というアクター項目を通して「試験」と結びついているのが特徴であることが明らかとなった。
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