研究課題/領域番号 |
23530776
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 金城学院大学 |
研究代表者 |
原 史子 金城学院大学, 人間科学部, 教授 (20300147)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 社会的養護 / 児童養護施設 / 自立支援 / 社会的包摂 / 社会関係 / 親密圏 / 社会的排除 / 貧困の再生産 |
研究成果の概要 |
本研究は、児童養護施設に入所していた子ども達の動向を調査し、入所中および退所後の「主体的な生活」を可能にする条件を探ることを目的とし、調査を実施し分析を試みた。 施設入所中については、子ども本人が入所理由や家族の状況を年齢に応じて理解していることが日々生きていく基盤として重要であることがうかがえた。また、自立支援は、施設入所中の日々の生活や生活過程の中にあること、退所後の生活の安定化には、高校進学・資格取得・継続した就労が重要であるとともに、同時期に入所していた友人、施設職員との繋がり、学校の教員、職場での人間関係などが維持されていることの影響が大きいことが明らかになった。
|